一燈国際特許事務所 ITTO INTERNATIONAL PATENT OFFICE 所長弁理士 橘和之
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娘からの手紙  2012.03.31

今年で小学校を卒業する娘から、卒業式のあったその日に「お母さん、お父さんへ」と題する手紙をもらった。その手紙の中に、こんなことが書いてあった。

『小学校生活で、がまんすること、感謝の気持ちを忘れないこと、人のことを考えて行動すること、何にでも一生懸命本気で取り組むこと、あいさつは心をこめてすることなど、人間として当たり前のことを学びました。』

6年間を思い返してみても、こんなことを娘に対して直接的な言葉で話したことはあまりないと思うが、これらは全て、私自身が人生を生きていく上で、そして仕事をしていく上で大切にしていることばかりだ。所内で掲げている「TKフィロソフィ(行動指針)」の中においても、
・感謝する気持ちを持つ。
・最高のパフォーマンスを発揮することに全力を尽くす。自分の仕事に妥協しない。手を抜かず、常に真剣勝負。
・約束を守る。挨拶をきちんとする。些細なこと、平凡なことをまず確実に。当たり前のことを当たり前にやった上で、付加価値を提供する。
・利他の精神を大事にする。
などと書いているくらいだ。
人は、当たり前のことほど、実はできていないことが多い。私も例外ではない。だからこそ、40を過ぎたいい大人が、小学校で学ぶようなことを事務所のフィロソフィとして掲げているのである。そんな私が大切に守っていきたいと思っていることを、娘が強く感じ取ってくれている。そんな気がして本当に嬉しかった。

それからもう1つ、親バカついでに披露させてもらいたい記述がある。それは、手紙の最後を締め括る言葉で、
  『私は、お父さんお母さんのような人間になりたい。』
というものだ。もうこれ以上の褒め言葉はない。親は子供に対して見返りを期待しない無償の愛を提供するものだが、この一言で全てが報われる気がする。

私の場合、家族以外にもう1つ大事なものがある。一燈国際特許事務所という職場だ。私は、事務所のメンバーのことを大切な家族だと思っている。その家族の長である経営者として、メンバーから、
  『私は、橘さんのような人間になりたい。』
  『この事務所で働けて、本当によかった。』
と思ってもらえるように、人格も能力も磨いていきたい。事務所ももっと発展させていきたい。娘の手紙を読んで、成長した娘を素直に嬉しく思うと同時に、私自身も成長していかなければいけないと、改めて気を引き締めたところである。




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