一燈国際特許事務所 ITTO INTERNATIONAL PATENT OFFICE 所長弁理士 橘和之
お問い合わせフォームはこちら
サービスメニューセミナー情報DVD・書籍紹介事務所案内採用情報コラムリンク

コラム

トップ > コラム > 一生に一度のこと

コラム

一生に一度のこと  2011.10.02

暑ぅ?い夏が終わりを告げ、少しずつ過ごしやすい日が増えてきた。ようやく訪れたスポーツの秋ということで、娘の小学校でも恒例の運動会が行われた。
今年は6年生として組体操をやることになっていて、そのための練習を、運動会の本番を迎える直前は体育の授業で毎日のように行っていた。普段はあまり学校のことを多く語らない娘だが、組体操のことだけは連日熱心に話をしてくれた。
あまりに一生懸命なので、その訳を娘に聞いてみた。すると、「組体操は一生に一度のことだから」という。なるほど、確かに組体操は彼女にとって一生に一度のことで、だからこそ、そのことに一生懸命になるのも分かる気がする。

だけど、よく考えてみれば、何も組体操のように特別なイベントがなくても、今日というこの日は一生に一度しかなく、同じ日が訪れることは二度とない。一見すると同じことのように見えても、全く同じことが起こることは二度とないわけで、その意味では毎日の一瞬一瞬が一生に一度のことだと言える。
そのことを強く意識できれば、毎日を大切に、より一生懸命に生きていくことができるはずだ。しかし、実際にはそれがなかなかできないのは、今日という日(正確に言えば、今日と殆ど変わりのない日)が明日も必ず来ると心の底で思っているからに違いない。でも、そのこと自体が間違いであることは、東日本大震災の例から考えても明らかである。

“人生二度なし”、“一日が一生の縮図”というのは、私が尊敬する森信三先生の言葉だ。一日一日を完全燃焼させて生きていくことができたら、どんなに素晴らしいことか。これを完璧に体現するのは難しいことかもしれないが、そこに向かって努力すること自体はできる。せめて、その努力だけは続けていきたいと思う。




Copyright (C) 2006-2007 ITTO INTERNATIONAL PATENT OFFICE All Rights Reserved.